アプライド(証券コード:3020)の株情報:ファンダメンタル・決算まとめ
アプライドの2021年3月期 第2四半期決算短信を読み解くと売上高18,282百万円に対して 経常利益は1,195百万円の黒字 となっています。2020年3月期第2四半期の売上高が15,657百万円、経常利益は726百万円の黒字でしたので、 増収・増益 となっています。
アプライドの事業内容としてはIR資料に以下のように書かれています。
パソコンおよび周辺機器、デジタル関連商品の販売
BTO/HPC 製品の製造販売
国内および海外メーカーからの商品仕入調達・販売企画・宣伝
ネットワークシステムの構築保守
AI・RPAシステム導入
リモートサポートサービス事業
パソコン販売がメインの事業ですが、それ以外にも AI/RPAやHPCなど新しい領域 にも取り組んでいるようです。 大学や官公庁 に注力という表記もありますので、 デジタル庁/教育のIT化/GIGAスクール構想 などの思惑で株価が上がる可能性もあります。
それにしても不思議なのは、300億の売上、20億の経常利益が予想されていながら、時価総額が90億程度(2020年12月11日現在)ということです。PERは7倍程度と「 万年割安株 」の名を欲しいままにしています。
一つの原因としてはIRに力を入れていないことでしょうか。決算説明資料などが貧弱すぎます。このHPを作ろうとしても資料が無いので非常に作りにくいです。HPにを見ると 人を大切にする会社 のようで社員は生き生きしているように見えます。
通期予想が325億で第2四半期で183億ですので、下期は142億程度の売上と上期よりだいぶ少ない売上の予測となっています。新型コロナウィルスの影響でテレワークや巣籠もりでパソコンの売上が伸びているという情報もありますので、 通期業績予想の上方修正も期待 できそうです。
業績はいいのでいつか見直されて株価は騰がるのではないかと予想しています。万年割安株は万年割安のままなのか、修正されて株価が上昇するのか注目したいと思います。
アプライドのIR情報は以下のリンクから
⇒ アプライド IR
⇒ Twitter 情報 (アプライド での検索結果)