リグア(7090)

 

リグア(証券コード:7090)の株情報:ファンダメンタル・決算まとめ

リグアの2021年3月期 第1四半期決算短信を読み解くと売上高620百万円に対して 経常利益は118百万円の黒字 となっています。2020年3月期第1四半期の売上高が406百万円、経常利益は18百万円の赤字でしたので、 大幅な増収・黒字転換 となっています。

リグアは「 LIFE GUARD 」が社名の由来であり、接骨院などヘルスケア産業の経営支援コンサルティングを主力事業としています。

コンサルティングや問題解決ツールの提供などの 接骨院ソリューション事業が売上の75% を占める主力事業ですが、それ以外にも保険代理店や会社経営者・オーナーの資産形成サポートの 金融サービス事業 もやっています。

順調に売上を伸ばしており株価も徐々に上がってきています。成長株として期待されている部分が株価に織り込まれていますので、今後の株価の行方はこの成長率を維持できるのかどうか、というよりは さらに伸ばしていけるかどうか にかかってくるでしょう。

しかしながら、接骨院業界において現状では ライバルが少ない ということと、まだリグアは5%程度の接骨院との取引しかなく、コンサルティングを導入していない接骨院はまだまだたくさんあることから、 さらに業績を伸ばして株価も上昇していく可能性 はあると思います。

接骨院ソリューション事業

リグワのIR資料によりますと、以下の3つが接骨院ソリューション事業の内容となります。

⚫ 問題解決ツールの提供(ソフトウェア、機材・消耗品等)
⚫ 接骨院へのコンサルティング(売上向上、組織マネジメント、経営管理、教育研修等)
⚫ 療養費の請求代行(レセプト請求業務の代行等)

教育や育成、事務負担の軽減など、接骨院の問題を解決するコンサルティングと、これらの課題を解決するための各種ソリューションツールを提供することで、 接骨院業界で唯一無二のポジション を築いています。

レセONE

「レセONE」は接骨院ソリューション事業の中核となるサービスで、顧客分析や療養費やレセプト管理請求など、 接骨院の業務をシンプルにする ことを実現し、全てのデータを統合管理できるシステムツールです。

これまであまり導入が進んでいなかった接骨院にITツールを導入することで、業務効率を改善する効果があり契約を伸ばしているようです。

2020年6月からは、従来の「レセONE」に顧客管理機能を追加した、「 レセONEプラス 」の販売を開始しました。レセONEプラスは月額利用料を徴収する サブスクモデル のビジネスですので、契約が取れれば安定した収入を得られます。

POSレジにも対応しており、接骨院で必要な機能が網羅されていることから、契約が伸びる可能性は十分にありそうです。今後の 株価の行方はこの「レセONEプラス」の販売状況に左右されそう です。

金融サービス事業

リグワのIR資料によりますと、以下の2つが金融サービス事業の内容となります。

⚫ 保険代理店(金融商品仲介業)
⚫ 会社経営者・オーナーの資産形成サポート

保険会社や証券会社と提携することにより、接骨院経営者を中心として生命保険・損害保険・証券などの 様々な金融サービスをワンストップで提案 することが可能になっています。

業務提携している金融機関は2020年6月末現在で28社に及び、特定の金融機関に属さないため、 独立・中立的な立場から資産運用のアドバイス を行うことが可能です。

リグアのIR情報は以下のリンクから

⇒ リグア IR
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