オンコリスバイオファーマ(4588)

 

株価・決算・ファンダメンタルまとめ@オンコリス:最新

オンコリスバイオファーマの株情報

オンコリスバイオファーマの2020年12月期第3四半期決算短信を読み解くと売上高207百万円に対して 経常利益は1,167百万円の赤字 となっています。2020年12月期第3四半期が売上高640百万円、経常利益が586百万円の赤字でしたので、減益で赤字額がかなりふくらんだという結果に落ち着いています。とはいえ現預金が2,095百万円あるということで当面の開発費はありますが マイルストーンなど新たな契約が欲しい ところです。

オンコリスバイオファーマもデルタフライファーマなど他のバイオベンチャーと同じく、赤字ではありますが 有望な研究を多く抱えています

オンコリスが注力している分野は がんと重症感染症 です。

テロメライシン

がんの治療薬 として期待されていて、海外臨床試験を推進しているほか、食道がんを対象とした取り組み(放射線併用)では、国内では中外製薬と組んで 2022年の承認申請 を予定しています。胃がん 、肝細胞がん、頭頸部がんなど他の部位のがんを対象とした開発も米国・日本を中心に着々と進んでいるようです。 次世代テロメライシンOBP-702 も開発中で、膵臓がん、直腸がん、骨肉腫/軟部肉腫といったがんへの投与で、腫瘍の大きさが テロメライシンよりもさらに小さく なったという実験データも公開されています。

新型コロナウィルス(COVID-19)治療薬OBP-2001

鹿児島大学との共同研究で実験を進めており、 レムデシビルと同等またはそれ以上 の活性が確認されたとのこと。
助成金も利用し 早期の治験申請、臨床入りを目指している 。経口投与が可能な製剤とする予定。
新型コロナウィルスの治療薬は 全世界で待ち望まれています 。これが早期臨床入りしたら 株価はどこまでも上昇 していく可能性が高くなります。期待大ですね。

核酸系逆転写酵素阻害剤OBP-601

主に神経変性疾患の治療薬として開発していて、Transposon社と 総額3億ドル以上の契約締結 している。がん原性試験が完了済ということで、 追加の前臨床試験がほぼ不要 ということです。2022年までに臨床入りを目指しているということです。

このように 有望な治療薬を複数抱えています ので、いくつかの治療薬が臨床入りとなれば 株価は数倍を望めそう です。

オンコリスバイオファーマのIR情報 及び Twitter情報は以下のリンクからアクセスできます。

⇒ オンコリスIR
⇒ Twitter 情報 (オンコリス での検索結果)