KLab(3656)

 

株価・決算・ファンダメンタルまとめ@KLab:最新

KLabの株情報

株価・決算・ファンダメンタルまとめ@KLab:最新

KLabの株情報

KLabの2020年12月期第3四半期決算短信を読み解くと売上高26,360百万円に対して 経常利益は1,803百万円の黒字 となっています。2019年12月期第3四半期の売上高が22,377百万円、経常利益は1,568百万円の黒字でしたので、 増収・増益 となっています。

キャプテン翼やBREACH(ブレソル)などの 既存タイトルが好調 だったほか、新作のテイルズ・オブ・クレストリアが売上に寄与して 四半期売上は過去最高 を記録しています。

ラブライブ(スクスタ)、ブレソルの 配信エリア拡大も収益に寄与 しています。

経営方針の一つに「 Universal IPs 」を掲げており、世界規模のヒットタイトルを創出し収益拡大を目指しています。

通期予想は従来の売上高35,000百万円、経常利益は2,000百万円の予想となっています。第4四半期にリリースを予定していた新作タイトルの 『ラピスリライツ』 は、ゲームの品質担保を優先するということで、 リリース時期を2021年へスライド したため、当初の350億~400億の売上高の下限あたりに落ち着きそうです。

来季の『ラピスリライツ』はかなり期待できそうですが、 再延期となると株価は調整するかもしれません ので要注意ですね。

KLabが配信するゲーム

新規開発案件として ラピスリライツ を手掛けており、テレビアニメが7月より放送開始しているが、 全世界の動画プラットフォームでも配信 するなど、認知度拡大を図っています。

書籍(コミック/ノベル)の発売や、MV、ユニットPVの公開やコラボカフェ、インターネットサイン会など様々な メディアミックスプロモーション活動を展開 しています。 中国ではbilibili社が運営を担当 しIPのさらなる拡大展開が期待されます。

新作としては開発協力しているテイルズ・オブ・クレストリアがバンダイナムコエンターテインメントから配信されており、すでに 全世界で100万ダウンロードを突破 するなど好調に推移している。

BLEACH(ブレソル)は2020年7月に、香港、マカオ、台湾、韓国、東南アジア、南アジア等のアジア地域に配信エリアを拡大したことにより、 全世界で5000万DLを突破 し、収益拡大が期待されます。

EA:エレクトリックアーツと業務提携

全世界でグローバルに事業展開する大手のゲームパブリッシャー Electronic Arts Inc. ( EA:エレクトリックアーツ ) と、 共同でのゲーム開発及び運営を視野に、業務提携契約を締結 しました。これが今回の決算で最大の サプライズ でした。KLabの得意分野である 海外展開が益々進む ものと期待されます。この思惑もあってか発表の翌日はストップ高となりました。

エレクトリックアーツ(EA)は 世界的に認知度の高いIPを多数保有 しているので、すでに固定ファンがいる有力なIPを使い、KLabが得意とする アクションRPG、スポーツ、リズムアクションのゲーム を制作を進め、ヒットの確度を高めていくとしています。この提携は超・期待が持てますね。今後の展開に注目したいと思います。

「ジョジョの奇妙な冒険」のゲーム配信権を取得

こちらもビッグニュースでしたね。ジョジョの奇妙な冒険のゲームについて、 中国大陸及び台湾、香港、マカオ地域 におけるモバイルオンラインゲーム配信権を取得しました。今後は盛趣遊戯社と共に 簡体字版と繁体字版の開発と配信 を行う予定です。

コミック単行本は100巻を超え累計販売部数が1億部を超えるなど、「ジョジョの奇妙な冒険」は言わずと知れた 国民的人気のマンガ です。アニメは海外でも配信されており、海外ファンもいるので 全世界でのヒットが期待できます

KLabのIR情報 及び Twitter情報は以下のリンクからアクセスできます。

⇒ KLab IR
⇒ Twitter 情報 (KLab での検索結果)