イーエムネット(7036)

 

株価・決算・ファンダメンタルまとめ@イーエムネット:最新

イーエムネットジャパン(証券コード:7036)の株情報

イーエムネットの2020年12月期 第3四半期決算短信を読み解くと売上高6,731百万円に対して 経常利益は194百万円の黒字 となっています。2019年12月期第3四半期の売上高が5,771百万円、経常利益は247百万円の黒字でしたので、 増収・減益 となっています。

減益となった原因は、30名程度の新卒採用や社員の昇給による人件費の増加、テレワークへの設備投資ということですので、それほど 心配する必要は無さそう です。コロナ禍でも 売上に関しては前年同期比でプラス だったということですので、業績は堅調だと考えていいでしょう。

株主還元を推進するということで、 5円の増配 も実施していますのでこれも好感が持てます。今後も株価対策や増配など期待できそうです。

Yahoo!広告、Google AdWords、Twitter Japan、Facebook、LINE等の 認定パートナーや認定代理店を取得 しており、DX事業でやれることの幅は広そうです。

デジタルマーケティング事業

中小企業や地方企業を主なターゲット としており、検索連動型広告や運用型ディスプレイ広告、SNS広告、フィード広告など 様々な広告 を取り扱っているほか、アクセス解析やマーケティングも行っている。

新卒採用で人員が増えるので、 既存クライアントの予算増加 を図りつつ、 新規クライアントの獲得 も強化していき、数年後には100億円の売上高を目指すとのことです。

中小企業のデジタルシフトはまだまだこれから

中小企業では 広告のデジタル化がまだまだ進んでいません 。広告費全体に占めるインターネット広告費の割合は、どんどん増えてきていますが、せいぜい10%程度というのが現状です。もし大企業並みの割合まで成長を見込むと、 約3,000億円の以上の市場 になると推計しています。 伸びしろがすごい と言えるでしょう。

増えた人員で どれだけ顧客を増やせるのか がカギとなりますが、中小企業の広告デジタル化は ブルーオーシャン だと思われますので、チャンスはありそうです。

イーエムネットの強み

支社や営業所のような地方拠点は固定費が発生するので設置せず、地方の広告代理店等の ビジネスパートナーと協業 することで、 東京から中小企業・地方企業に営業を展開 することができます。

拠点を東京一か所にすることで、 最新の情報を得られる環境 を提供し、従業員の知識・技術の向上と、サービスの 高いクオリティ・コントロール を実現することができています。

また分析・運用・営業など、別々の担当を立てるわけではなく、 一人の専任の担当者が提案から分析・レポーティングまで全て対応 することで、クライアント企業の 広告効果の最大化を実現 できるとのことです。

イーエムネットのIR情報 及び Twitter情報は以下のリンクから

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