株価・決算・ファンダメンタルまとめ@バンク・オブ・イノベーション:最新
株式会社バンク・オブ・イノベーションの株情報
バンク・オブ・イノベーションの2020年9月期決算短信を読み解くと売上高3,061百万円に対して 営業利益は70百万円の赤字 となっています。 幻獣契約クリプトラクトとミトラスフィア以外の新ゲームが出るまでは厳しい売上となりそうです。この2つのゲームに関しては 中国での配信 が始まったというのがいいニュースです。
しかしながら苦戦しているのか株価は一時6000円越えだったのが、2011年11月時点では2500円程度と低迷しています。株価の上昇には 新ゲームのリリースか、中国の配信で売上が上がってきたなど、サプライズ材料が必要 でしょう。
バンク・オブ・イノベーションの特徴
『 ミトラスフィア -MITRASPHERE-』とG『 幻獣契約クリプトラクト 』の2つのタイトルを配信するゲーム会社です。
「ミトラスフィア」は2017 年8月の配信開始で、国内の累計ダウンロード数は700万人を突破しています。 米国のゲーム会社とも配信の独占ライセンス契約を締結 していますが、その企業名は公開していません。
「クリプトラクト」は 王道のコマンドバトル と 派手な演出 、 豪華な声優陣によるキャラクターボイス が特長の本格的なファンタジーRPGです。2015 年2月の配信開始で国内の 累計ダウンロード数が1,200万人 を突破する大人気ゲームです。5年続くだけでもすごいですよね。。
「 品質最優先 」の方針でスマホゲームアプリの配信数は他のゲーム会社と比べて極端に少なくなっています。その代わり、リリースしたゲームは 長期運営 ができていて、 利益率が高く なっています。
新規ゲームアプリの開発
新作ゲームを2本 と 新規のスマートフォン向けサービスを2本 開発中とのことです。海外市場の調査も行いながら、ゲームは1本あたり 月額5億円以上のタイトル となることを目指して開発しています。
クリプトラクト・ミトラスフィアをヒットさせているバンク・オブ・イノベーションですから、月額5億円も実現の可能性は十分にありそうです。
この新作ゲーム2本は、 世界同時配信 を予定していて、自社で運営を行う前提で開発されており、ヒットすればかなり利益率が高いゲームとなりそうです。
ミトラスフィア・クリプトラクトの中国配信の遅延
中国本土配信 に関してミトラスフィア、クリプトラクトともに2020年9月期中の配信を予定していましたが、プロモーション活動を充実させるためミトラスフィアは2021 年9月期 第1四半期中、クリプトラクトは2021 年9月期 上期中に 延期 されました。
このIR情報が出て、期待感で買われていた株価は 2連続ストップ安 と大幅に下がりました。短期で3倍程度上昇していたので失望売りが連鎖反応を起こしたようです。そもそもなぜここまで買われたのかは正直分かりませんでした。。。ですから4000円台でもとうてい買う気にはなれません。
爆謄前の2000円台前半まで株価が落ちてきたら仕込みたいと思っていますが、配信計画が 中止ではなく延期 なので、おそらくそこまでは下がってこないでしょう。
しばらくは 投機筋によるマネーゲーム が繰り広げられそうです。
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